2010/7/24 土曜日

OpenGL windows CG作成

Filed under: 開発メモ — admin @ 13:47:11

OpenGLを用いてCGを作成してみるので、環境セットアップのまとめ

1.実行DLLファイルインスト
(windowsXPの場合、c:\windows\system32\ ディレクトリへ手動で挿入)

opengl32.dll(WindowsXPなら標準搭載)

glu32.dll(WindowsXPなら標準搭載)

glut32.dll(手動)

2. 開発ライブラリ
・VisualStudio系ならば(..\VC\lib\) フォルダ作成、挿入
・bcc32ならば( ..\bcc55\lib\) フォルダへ挿入

opengl32.lib

glu32.lib

glut32.lib

※(VC等で)ライブラリエラーが出る場合、 glu32.libを削除したら治る場合があります。

3.ヘッダファイル
・VCならば (../vc/include\GL\) ディレクトリへ挿入
・BCCならば (..\bcc55\include\GL\) ディレクトリへ挿入

gl.h

glu.h

glut.h

●開発環境について
・VisualStudio2010Express(Free版)
http://www.microsoft.com/japan/msdn/vstudio/express/

●データ入手サイト
・GLUT
http://www.xmission.com/~nate/glut.html

・OPENGL
http://www.opengl.org/

●データミラー(ファイルがない場合)
・Open-GL関連ファイル&サンプルコード
⇒ Download

2010/5/27 木曜日

スーザンボイル ネットの高速性と才能

Filed under: 未分類 — admin @ 23:33:14

2010年、ネットユーザで知らない人はいない歌手「スーザン・ボイル」

http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0

スーザンはイギリスのオーディション番組で思わぬ反響を生んだ。決勝では過度のプレッシャーで優勝は逃してしまったが、その後Youtubeによりイギリスだけではなく、一気に世界中へ広まった。

名もなき人がオーディションで注目され、それがさらにネットで世界へと広まる。久々に「ネットの高速性」というものをあらためて実感することができ、人を「点」としてつながるネットワーク性が活かされた事でもあった。

・ここでの重要視することとしては、以下の3つが考えられる

・人は共通の点である。

・点の相互接続により「社会」を形成。

・点は「才能」で評価される

グラフ理論で考えると、人は共通の「点」であること。それらの点が相互につながり、一つの「社会」を形成している。 このネットワークでは身分など関係なく、「才能」で評価される。

「才能」は多様性があるが、一般的なのは「学力」で評価されることが多い。しかし、それは一方向からだけの見方であり、全てを判断できるものではない。

「才能」というコンテンツはだれもが作成できる。それを広く公開でき、判断できる場所が「インターネット」である。ここでは「強い思い」「発想」「時間」の3拍子さえそろえば誰でも参加できるということだ。

・参考資料

・Youtube スーザンボイル「歌は心」
http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0

2010/5/5 水曜日

ネット匿名、若者起業、国民幸福度について「勝間和代 VS 西村博之」

Filed under: 未分類 — admin @ 9:38:26

「勝間和代 VS 西村博之」との対談が面白い。ひろゆき氏はかなりの正論を言っており、軍杯が上がる。

勝間 VS ひろゆき ネット匿名性 1of3

勝間 VS ひろゆき 若者起業 2of3

勝間 VS ひろゆき 国民幸福度 3of3

・その1:
ネットの匿名性に関しては「経営者的な考え方:勝間氏」と「開発者側な考え方:ひろゆき氏」の相違がはっきりと理解できる。経営側は常にコストしか見ておらず、数字に対して固執する傾向があるようだ。

しかし、最近注目されている「匿名による集合知の正確さ」のプラットフォームに最も近い2chの開発者であるひろゆき氏は考え方が広く、先進的で筋が通っている。

※勝間氏の言い分

・IPアドレスの開示要求はコストがかかるから実名で発言すべき

・名乗ることが信頼性につながる(名刺交換など)

※ひろゆき氏の言い分

・IPアドレス開示は名無しだろうが実名だろうが同等(開発者なら分かるはず)

・ 名前を言わなくても正論だったら通用する(公聴会などとした考え方)

・その2:

若者の起業に関することに対して、日本での起業が少ない訳は?

※勝間氏

・起業が起こらないのは日本文化・特殊な風潮が原因

・アメリカに比べると新陳代謝が遅い

・新規事業開始時の起業ハードルが高い

・大企業は一つのプラットフォーム内の競争は優秀だが、枠組みを超えたビジネスは出てこない。

※ひろゆき氏

・日本で起業が起こらないのは大企業が優秀だから

・日本で若者起業が出てこないのは必要な物を作っていないため。ニーズがあれば成長する。

・起業したい人は起業すればいい。年齢は関係ない。選択の問題

・若者は必ずしも起業する必要はない。ノウハウを持った年配の方が有利

日本では大企業が常に新商品を出し続けており、多額の資本と高度な技術でやりくりしているため、しょぼい物で起業したところで大した利益を得られないことは当然である。

ましてや世界最高レベルの品質・技術で開発されている物であふれている日本では若者が一人で作成したものが通用することはめったになく、そのため、起業が少ないわけではなく、必要とされる物があまり無いということがあげられるだろう。

その3: 国民の幸福度について

※勝間氏

・日本経済はかなり不況

・所得の低迷は不幸につながる

・「勝ち組・負け組」の 所得の再配分が必要(均一)

・N字カーブなど、子育て中で会社を止めてしまう女性が多い。

※ひろゆき氏

・幸せは自分が選択するもので、若者だけのものではない老人もしかり

・日本人は不幸せだといいたい民族

・日本人は世界の幸せ(水・身の安全等)を前提条件と考えており、その上を見ているため幸福度が低い。

・他の国と比較した場合、日本はかなり優秀(インフラ・治安等)

・いつでも世界のTOPレベルで幸福である必要はないのでは?

幸福度については人によるのかもしれない。経済的な悪化は人によっては不幸につながるかもしれない。しかし、世界各国で水が安定供給されており、治安が非常に良いのは日本だけである。

世界から見れば「なんてよい国なのだろうか」と思われるはずだが、日本人はそれが当たり前だと考えており、常にその上を見ているためである。

日本が変態といわれるほど治安が良く、かつ資源もないのに世界TOPレベルの経済大国であることは非常に誇らしいことであるが、「幸福度」については考え方次第ということである。

今回の二人の対談は非常に興味深く勉強になるものであり、まさに「水と油」といえるようなものであった。しかし、経営者側と開発者側の考え方の違いや、治安が良いことの恩恵、大企業病といわれる「会社の歯車」といった考え方を見直す必要があることなどを考えさせられるようなものでもある。

非常に面白かった。次回の対談に期待

・参考文献

勝間和代氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%9D%E9%96%93%E5%92%8C%E4%BB%A3

西村博之氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E6%9D%91%E5%8D%9A%E4%B9%8B

2010/4/24 土曜日

相互接続ネットワークの問題点

Filed under: ネットワーク — admin @ 0:04:09

世界の人・物・金がすべて相互でつながろうとしている現代において非常に重要な問題がネットワーク耐性である。相互接続されたネットワークの崩壊を防ぐために構築されていたはずの多重化方式が逆に深刻な被害を出し、壊滅的な打撃を与えてしまうことが注目されている。

図1のイタリアの電力網ネットワークの多重化(二重化)の片方で障害が発生した場合の被害状況を表している。障害が左図から右図へ進行していくという図で ある。

図1  イタリア電力線ネットワーク図

この場合の経緯としては、東側送電網で障害が発生し、西側回線に電力供給が自動転送されるが、西側の電力転送能力が足らず、負荷がかかり西側もダウンする。

南部に発電所が存在していた場合でも少しでも北部の電力に頼っている場合、南部の電圧が一斉に下がり、壊滅的にイタリアの広範囲で停電するというもの。

このように、相互依存型のネットワークを構成しており、クラウド化へ移行しつつある現代社会では非常にネットワークの依存度が高い。

電気、ガス、水道、コンピュータ・ネットワーク、道路、病院、金融、交通などのシステムは互いに接続し合っているが、このことがこれらのシステム全体を脆弱な物としている。

現代ではインターネット等も対象に含まれつつある。壊れないと思われているインターネットだが、停止する危険性が現実のものになりつつある。

そのうちの一つとして、日米にひかれる1Tbpsもの通信容量を持つ光ファイバーである。万一この回線で障害が発生した場合、トラフィックをすべて分散させることのできる経路がなく、かろうじてある細い経路にトラフィックが集中し、ネットワークがつながらなくなるというものだ。

また、人気のサービスを提供するwebサーバなどではユーザアクセスに対する負荷分散技術が必須となる。これも同じように負荷分散する必要があるが、負荷耐性100%のシステムの場合、耐性のための維持費などのランニングコストが非常に高価になることが問題である。

これら全体の問題を解決するためにはある程度の免疫化及び地産地消の方法をとる必要がある。とはいいつつ、ある程度のネットワーク性は確保する必要があるので、何事にもgoogle8分といわれるように、1社や一つに依存せず、3重のシステムや機能に分散させることを心がけておく必要がある。

・参考文献
http://wiredvision.jp/news/201004/2010041922.html

2010/3/28 日曜日

Android携帯の穴

Filed under: 世界監視 — admin @ 23:09:37

Googleが推し進めるAndroid携帯だが、いくつか残念な問題があることに注意したい。

・画面が大きい = バッテリーの消耗が激しい

・連続待ち受け時間が非常に短い

・ワンセグが使用できない

・絵文字が使えない

・カメラの性能がしょぼい

・動画再生性能がしょぼい

・おサイフケータイに非対応

・赤外線通信機能に非対応

・アドレス帳の使い回しができない

これらの問題点を考えると非常に使えない携帯だが、良いところもある。

・きれい

「美人は三日で飽きるが、ブスは三日で慣れる。」 といった名言をだれかが述べていたが、日本の携帯のメイン機能が全滅の上、きれいだけでバッテリーの持ちは悪く、さらに「汗」と「涙」の区別がつかない絵文字(絵文字のUnicode化)など互換性の面で非常に使えないことがわかる。

世界的な個人情報収集を目的としているgoogleの介入を許すきっかけとなるという見方もある。携帯にOSを載せ、様々なアプリケーションを動かそうといった動きだが、携帯にとっては無駄だらけであまり意味のないものとなるのではないだろうか。

2010/3/14 日曜日

政府ぐるみのトヨタたたき

Filed under: 未分類 — admin @ 3:49:04

アメリカにて米政府ぐるみのトヨタ叩きの現実が露呈しだした。

・ 米ABCニュースがトヨタ車加速実験映像を捏造していた。

・ 公聴会の主席は競合企業から支援金を受けていた。

・ トヨタに制裁金求め提訴 米加州の郡検察

トヨタは、同類企業の中で最もリコール件数が少ない企業のはずだが、一回のリコールでアメリカはかなり騒ぎたてていることが分かる。

しかし、米国人の中には比較的まともな考え方を持った人も・・・

今回のリコール問題を踏まえ、自動車に関する様々な隠れた技術情報が一般公開されているため調べてみるとよいだろう。

トヨタ制裁金
 http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100313/biz1003130904004-n1.htm

ブレーキ最優先システム(ブレーキ・オーバーライド・システム) の導入義務化
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100312/biz1003120952008-n1.htm

2010/2/21 日曜日

web上で音楽を作成する

Filed under: 現状把握 — admin @ 21:47:38

web上で575調で音楽を作成することのできるiidaColingver3.0

試しに作成してみた。

ひきこもる そのことばから みらいなし

http://iida.jp/calling/#169194
技術的に考察を加えるとすれば、事前に言語構成パターン+サンプルミュージックを構成しておき、フォームアクションが加えられた場合にデータをサーバへ転送し、音声合成し、出力(ユーザリターン)するといった具合だろう。

曲調から察するに初音ミク音源を使用しているものと思われる。注目する点は流暢に話す点だろう。違和感がなく、それなりの音源として聞くことができる。

最近は技術が安定してきたおかげか、企業サイトで面白いコンテンツをちらほら見かけることが多くなっている。技術が安定すると目新しいコンテンツがなかなか生まれなくなるものだが、逆に企業など、複数の人が多く協力し一つの物を作成する物が突出するといった傾向にある。

そのため、これから個人で新しいwebコンテンツを開発する場合は長期的な研究開発期間 を必要とするか、全く新しいものを発見し、発想で勝負するしかないのかもしれない。

2010/1/21 木曜日

インターネット 韓国VS日本

Filed under: ネットワーク — admin @ 1:42:22



2010年、インターネットの接続平均速度ではまた韓国がTOPへ躍り出た。

・韓国平均: 約14.6Mbps(1.825MB/s)

・日本平均: 約7.9Mbps (0.9875MB/s)

韓国の平均インターネット速度は光ファイバー回線(FTTH)が普及しており、日本に比べ、平均速度が約2倍速い。これは、韓国の回線のほとんどが有線接続であり、パソコンでの使用が主体となっているためである。

それに比べ、日本ではモバイル環境が整っており、利便性では世界一位となっている(総務省)

図1 総務省(情報通信の「基盤」に関する国際ランキング平成21年度調査データ)

2010年現在としては、パソコン上でのインターネットコンテンツはテキスト、画像、動画の三大コンテンツが大多数を占めているが、サービスの提供としては限界が見え始めている。

webサービスとしてのこの10年の流れは、全体として

1.静的ページ表示(掲示板)

2.マイページ表示(ブログ)

3.マイページの集合(SNS)

4.モバイルチャット(Twitter)

5. ・・・?

といった動向を示している。掲示板から始まり、個人のインターネット参加、参加者が増えたから集合地を作ろう、集合生活は疲れるからやっぱ家(ブログ)へひきこもろう、しかし現実へ戻るのも面倒なので簡単でいいや(簡易チャット)、<その後はなにが来るだろうか・・・>

ちなみに、Twitterは初め海外の携帯用のチャットシステム(160文字制限)の関係から140文字だけ入力できる制限付きな簡易チャットとなっている。 気軽に参加できるゆるさ(気軽さ)が特徴。そのため、今後は「いつでもどこでも」のモバイル環境が主体のコンテンツとなるのではないかと踏んでいる。

インターネット(web)は現実の社会の”鏡”として機能しているといわれているが、上記のように考えると、まさに現代社会の若者の考え方そっくりである。若者の考え方の次の行いは中年の世代になると予想できるので、今後の新webシステムは現代社会の中年をテーマにして考えたらいいのじゃないだろうか・・・。

●参考文献

・State of the Internet
http://www.akamai.com/stateoftheinternet/index.html

・中央日報(接続速度では世界一位)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=125282&servcode=300

2009/11/17 火曜日

世界一になれない?日本のスパコン

Filed under: テクノロジー — admin @ 2:27:26


RoadRunnner(1Petaflops)

日本の最速スーパーコンピュータ 開発計画(京速計算機)の開発予算が削減された。

日本の目指すスーパーコンピュータは、2009年現在世界一最速であるアメリカのRoadRunnerが1ペタ(1テラ×1024倍)Flopsでこれを 10倍上回る10ペタFlopsの性能を目指している。


スパコン性能の歴史

10ペタFlopsは5万人で1秒1回の計算をする場合、約6400年かかる計算が1秒以内で終わるものとなり、これは現在高速なCorei7のCPU(約43GFlops)を約2千5百万個で同時に計算した性能に匹敵する。

(ちなみに、2009年現在のCorei7のCPU1つで10年前のスーパーコンピュータに匹敵する性能。)

Flopsの計算方法は

Flops = クロック(GHz) × コアクロックあたりの浮動小数点演算回数 × コア数

Corei7の場合

3.2GHz動作 × (4演算/Cycle) × 4コア = 51.2GFlops
(※SSE3を使った場合。実際には約43.7Gflops)

しかし、予算を配分する仕分け人曰く、「世界一になる必要はあるのか、2位ではだめなのか」とのこと。明らかに「科学技術立国日本」をうたう国としてはおかしな考え方だ。科学分野におけるスーパーコンピュータの重要性を知らない発言といえる。

また、理系の分野では「1番」になることが非常に重視される。仮に、ノーベル賞で\おれ2番目に発見したぜ!/といっても白い目で見られて終わりになるのと同じだ。

スーパーコンピュータはなぜ科学分野に重宝するのか。

スーパーコンピュータはなぜ科学分野に重宝するのか。それは日本の文化的要素である「予防対策」 で必須となる。事故や災害を事前に防止するためには想定される事態を実際にシミュレーションする必要がある。

また、シミュレーションによる成果は地震に強い家や安全な車、落ちない飛行機など様々な事故の防止や私生活に直結するものが多い。


地球シミュレータの計算例

スーパーコンピュータにより計算されている物の最も身近なものは気象予想である。観測所レーダーや衛星により日本列島全体の天気を予測するためにスーパーコンピュータである地球シミュレータが活躍している。

計算のイメージとしては、半径10kmの3次元ボクセルブロックの湿度や温度などを計測・演算し、天気予報を行っている。そのため、日本中の観測データを正確に演算し、翌日に発表するためには大量のデータを瞬時に解析することのできる非常に高速な性能が求められる。

また、飛行機で事故にあう確率は20万回中1回である。飛行機など身近な乗り物の事故確率をより引き下げるためには、飛行機の設計段階における的確な3Dシミュレーションを実現する必要があり、その場合、膨大な計算が必要とされ、計算量の乏しいコンピュータでは何千年と計算時間が必要となる。

このように、より安全で安心な物を世界に先駆けて開発するためには綿密な計算(シミュレーション)を行う必要がある。 そのためにも瞬時にかつ高速に計算できるスーパーコンピュータがモノづくりの国日本では必要とされるのではないか。

●参考文献:

・スパコンはもう世界一を目指す時代ではない?(zdnet)
http://japan.zdnet.com/sp/feature/09ohkawara/story/0,3800099690,20403642,00.htm

・Corei7極限検証(Mycom)
http://journal.mycom.co.jp/special/2008/nehalem01/index.html

・スカラ型コンピュータ(e-words)
http://e-words.jp/ (※URLは長いので省略)

・ESC地球シミュレータセンター
http://www.jamstec.go.jp/esc/gallery/index.html

2009/10/8 木曜日

「winny」-P2P開発者無罪判決

Filed under: テクノロジー — admin @ 13:24:47


P2Pソフトウェアで今では広く知られるwinnyを開発した金子氏(47氏)に2009年10月18日無罪判決が言い渡された。

P2Pとはユーザ同士で通信を行う通信方式であり、2003年前後の通信トラフィックやパソコンのサーバの性能を考えると画期的な負荷分散システムと評価されていたが、winny開発者逮捕事件からP2P自体のシステム開発は敬遠されていた。

しかし、今回無罪判決が出たことで、PeerToPeerシステム開発に関する制約がなくなり、後ろめたさが一つ解消される形となった。

現在、P2Pシステムを開発するうえでの問題がいくつかある、

・開発自体が違法性を持つ可能性
・ISPの通信トラフィック規制
・NAT越え
・クライアント間の所持ファイルの動的Indexサーバの設置
・P2Pネットワーク上で通信されるファイルの著作権問題

今回の判決で、最上位の「開発自体の問題点」が解消された。現在ではサーバ単体の性能が良くなり、1台当たり1万コネクション程度の負荷には耐えられるため、著作権管理のしやすいサーバクライアント型のシステムが一般的になっている。

●PeerToPeer(P2P) 型の通信方式

●サーバクライアント型の通信方式

しかし、1点集中型のシステムでは、膨大なトラフィックが必要とされる動画関連などのサービス運営が個人レベルでは難しいことや、1拠点のサーバが落ちたらサービス全体の運営ができないといった問題点があげられる。

核攻撃に耐えられる通信システムを目標に開発されてきたインターネットだが、1点集中型のサーバ運営システムでは本来の目的に反する。1つの拠点が落ちてもサービス全体が止まらないシステムを構築するためには、P2Pのシステムは革新的な技術ではないだろうか。

●ITmedia-Winny開発者無罪判決-大阪高裁
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/08/news031.html

次のページ »

HTML convert time: 0.305 sec. Powered by WordPress ME